【最新版】アイルランドPPSナンバー申請の注意点&手順を簡単に解説!

アイルランド

こんにちは!
この記事では、アイルランドでワーキングホリデーを始めたばかりの方に必須の手続き「PPSナンバー」の取得方法をわかりやすく解説します。

PPSナンバーって何?

PPSナンバー(Personal Public Service Number)は、日本でいう「マイナンバー」のような存在。アイルランドで働く際に必要になる個人識別番号です。

なぜPPSナンバーが必要なの?

PPSナンバーがないと、給料から最大40%の「エマージェンシータックス(Emergency Tax)」が課税されます

しかも、これは返金の申請をしない限りずっと高いまま。
実際に私は3ヶ月間この税率で給料を受け取っていました(涙)

月のお給料が2,000ユーロだとしたら、40%引かれると手取りは 1,200ユーロになってしまう、、!

PPSナンバー申請の流れ(全体像)

  1. 職場からジョブレターをもらう
  2. MyGov.ieでオンライン申請
  3. 審査 → 対面手続きの案内メールが届く
  4. 指定日にオフィスで手続き
  5. 自宅にPSCカード(PPSナンバー付き)が届く
  6. Revenue(税務署)登録をしてエマージェンシータックス解除!

職場でジョブレターを書いてもらう

ジョブレターとは:雇用主が「この人を雇用しています」と証明する書類です。

▶︎ジョブレターに必要な情報

  • 雇用主の署名と会社の連絡先(住所・電話番号)
  • あなたの雇用開始日
  • 雇用主の会社ロゴ(あるとベター)

💡ポイント:仕事が決まったらすぐ依頼しましょう。後回しにすると、PPS取得がどんどん遅れます!職場の人が初めてジョブレターを書く場合は、既にPPSナンバーをGETしたお友達のジョブレターをお手本として見せるのもおすすめです!

My Govで申請(オンライン)

まずはMyGovにログイン。以下の画像を参考に、MyGov→Mywelfare→Accessing public servicesの欄に進みます。

PPS申請の手続きのために必要な情報をフォームに記入します。

▶︎必要な書類(スキャンまたは写真で提出)

フォームの記入が終わったら書類の提出(オンライン)も求められます。必要なのはこちら。

  • パスポート
  • ジョブレター
  • アイルランドの住所を証明するもの(公共料金請求書・銀行レターなど)

私は大家さんに、(私のフルネーム)is living at the above address. (家主のサイン)と家の電気料金の請求書に書いてもらい提出しました。

💡ポイント:書類に不備があると再提出を求められ数日ロスになります!

審査通過 対面手続きの予約メールが届く

通常、1〜2週間以内に予約案内のメールが届きます

予約日は自分で決めれるわけではなく指定されます。しかし都合が合わない場合は日程変更も可能です。

私はメールが来た日から2週間後の予約でした。

予約の日にオフィスで手続き(対面)

▶︎持ち物(全て紙で印刷必須!)

  • パスポート
  • ジョブレター
  • 住所証明

▶︎場所

Dublin Central PPSN Centre
※青いドアが目印。Googleマップで「PPSN Centre」と検索すればOK。

※私はこちらの場所を指定されましたが、人によっては違うこともあるそう。予約メールに記載された場所をしっかり確認してくださいね!

時間になると並びだすので、少し早めに到着したほうがよさそうです。

▶︎当日の流れ

  • 受付で予約メールを提示
  • 2階に案内され、受付でパスポートを提示。受付番号と書類を貰う
  • 書類をベンチで記入 → 記入し終わったら挙手(アピール必須)
  • 個別ブースに案内され手続きをする
  • 最後に顔写真を撮影(PSCカード用)
  • 登録した情報の再確認をして終了!PPSナンバーが書かれた紙を受け取ります。

💡ポイント:写真が残るので、気になる方はメイクや髪のセットもお忘れなく!

PPSナンバーGET!

当日に番号が記載された紙を受け取れますこれを職場にすぐ伝えてください!

当日中にRevenue登録の準備まで進むことをお勧めします。詳しくは6,Revenue登録をチェック!

PCSカード到着

オフィスに行った日から約4週間後、自宅にPublic Services Card(PSCカード)が届きました😊 
このカードにはPPSナンバーが記載されており、今後の各種手続きに必須です。

Revenue登録してエマージェンシータックスを解除!

PPSナンバーを持っているだけでは不十分!
税務署(Revenue)への登録をしないと、給料から40%引かれたままになります。

(職場が代わりに登録してくれる場合もあるそうですが、私の場合は自分でRevenue登録が必要でした。)

▶︎税務署(Revenue)への登録方法は2つ:

  1. MyGovIDでログイン
      PSCカードの有効期限を使って本人認証が必要。そのため、PSCカードが届くまで待つ必要があります。(認証がされていないと”Unfortunatelly,you cannot access myAccount with your MyGovID details”と表示され次に進めません)
  2. Revenue公式サイトで直接新規登録(おすすめ!)
     PPS番号さえあればすぐ登録可能。自宅にPINコードが届くまでは約1週間かかります。

💡ポイント:PPS番号をオフィスで受け取ったら、その日のうちにRevenue登録を進めるとスムーズ!

▶︎職場登録に必要な情報

Revenueのアカウントが作成できたら、職場の登録(jobs&Pensions)をします!

登録に必要な情報はこちら。分からなければ職場のマネージャーや人事の方に確認しましょう!

  • 会社の名前・登録番号
  • 給与の支払い頻度(週/月)
  • 雇用開始日
  • Employee number

まとめ:登録完了!

  • PPSナンバーの申請は早ければ1ヶ月以内に完了します
  • 書類不備や予約の遅延で2〜3ヶ月かかる人もいます。早め早めの行動がカギ
  • お給料を正しく受け取るためにも、PPS取得後のRevenue登録は絶対忘れずに!

これで無事に正規のお給料が入ってくることになります!PPSナンバーの申請はアイルランドで働く場合には必ず必要な手続き、みなさんの参考になると嬉しいです!

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