ワーホリで仕事探しをするときに避けて通れないのが「面接」です。
今回はカナダでレセプションとして働く私が、実際にバンクーバーで受けた面接の質問を詳しく紹介したいと思います。ホテルやオフィスのレセプション、カスタマーサービス職、事務職に就職を希望しているワーホリの方の参考になると幸いです!
まずはじめに
私は、現在カナダのバンクーバーでレセプション(受付・事務)として働いています。以前のヨーロッパでのワーホリの際も、レセプションとして約1年間働いていました。
ホテルやオフィスのレセプション、カスタマーサービス職、事務職中心に仕事探しをし、今までで約20件の面接を受けてきました。
面接で実際に聞かれた質問
- 「お客さんに特別な体験を提供するために、工夫していることは何ですか?」
- 「チームメンバーとの関わりで大切にしていることは何ですか?」
- 「プレッシャーやストレスへの耐性はどうですか?プレッシャーやストレスとどのように向き合っていますか?」
- 「上司に意見を伝えて、物事を改善した経験はありますか?」
シチュエーション質問(What If?系)
- 「5つのタスクがあります。どの順番でこなしますか?」
優先順位の考え方を見られている。緊急度・影響度で判断しました。
- 「お客様からのクレームがあった際、どう対応しますか?」
例:「まずお客様の話をしっかり聞き、状況を確認したうえで解決策を提案します」など。
- 「迅速に判断・決断をしないといけない状況になった時、あなたはどう決断しますか(してきましたか?)」
- ホテルレセプション職「部屋の清掃が不十分だとクレームがあった場合、ハウスキーパーにどう伝えますか?」
ホテルで働くうえでよくあるシチュエーションです。どのように物事を考えて、対応する人なのかを見られています。
- ホテルレセプション職「実際にチェックインのデモをしてみてください」
ロールプレイ形式で実際にチェックインの様子を再現してみてと言われ、面接官の前で一通りチェックインの様子を再現しました。
ワーホリ面接でよく聞かれる基本質問
職種にかかわらず、英語力+これから何をしたいのか(ビジョン)はほぼ毎回聞かれました。
英語力
例えば、
「英語での対応には自信がありますか?具体的に、今まで英語を使ってどのような仕事をしてきたのか教えてください」
→ 過去の仕事(日本・海外どちらでも)でどのくらいの頻度で英語を使っていたのか、どんな対応をしていたのか(クレーム対応・メール対応・電話対応など)を答えます。
日常的に使っていた経験がなくても、「カフェでバイトをしていた時に、海外のお客さんの接客をしていました」など、英語での仕事経験があることを伝えられればOKです。
これからのビジョンについて
「バンクーバーを選んだ理由は?なぜ海外に来たの?」
→ キャリア・語学力アップ・文化体験など、前向きな理由。
「将来の目標は?それはいつまでに達成したいの?」
→契約期間中にどう成長したいか、3か月・6か月単位で具体的に話します。
「ビザの期限は?」
「これから先はどうしたい?ずっとカナダにいたい?」
面接対策のコツ
- 具体例を教えてと言われることが多いので、エピソードのストックを必ず用意する
- What If?質問に備えてシナリオ練習をする
- これからのビジョンについて、簡単に説明できるように整理しておく
具体的な面接練習については、以下の記事で詳しく説明しているのでぜひご覧ください!
まとめ
ワーホリの面接は、「具体的なエピソード」を準備しておくことが大切です。
特にレセプション・カスタマーサービス、事務職では、クレーム対応や臨機応変さを問われるシチュエーション質問が多いです。しかし、事前に自分の経験を整理してエピソードを準備しておけば、自信を持って面接に臨めると思います!みなさんの面接が上手くいくように願っています。
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